芸術の秋、11月は鹿児島市役所ロビーでのゴウ洋子(母)との共演、鹿児島県教育センター県民月間での芸術鑑賞会ゲスト演奏、そして島村楽器みなとみらい店でのトリオコンサートと、盛りだくさんでした。島村楽器の弦楽器フェアにて行われたコンサートでは、素晴らしい先輩ご夫婦のデュオの後にメンデルスゾーンのトリオ第1番を共演。いろいろと反省点もあり、脳内処理能力の限界を突きつけてくるようなこの名曲、もっと深めていきたいです。

November 2016, Kagoshima/Yokohama



津田裕也氏とのピアノ四手連弾で、TWILIGHT CONCERT(大手町コンサート)に出演しました。四手連弾による "舞い" 〜ヨーロッパ仕込みの二人が聴かせる息の合ったピアノデュオ〜 ということで、踊りをテーマにドヴォルザーク、ドビュッシー、ラヴェル、ブラームスより演奏。広いエントランスロビーいっぱいのお客様に聴いていただきました。四手は手がぶつかる事もですが、座る位置の変化、ペダルの分担、そして何より、旋律と伴奏の役割を分け合う事で生じる難しさがあります。上のパートを弾くときなどは、旋律楽器の奏者の気持ちもわかる気がして新しい発見もあり。少人数、そして同じ楽器ですが、やっぱり “アンサンブル”。これからもレパートリーを増やしていきたいです。

20. October 2016 Tokyo



第37回草津国際音楽アカデミー&フェスティバルにアシスタント・ピアニストとして参加させて頂き、素晴らしいピアニストであり指導者であられるイタリアのブルーノ・カニーノ氏のマスタークラス通訳を務めさせて頂きました。初めての草津は、涼しさと食の美味しさ、そして何よりやはり温泉に癒されながら、毎日のマスタークラスと演奏会と、音楽の漬物になるような贅沢な10日間でした。カニーノ先生の素晴らしい演奏をレッスンや演奏会にて間近に聴かせて頂き、またその深い知識を自分の言葉で訳し伝え、そして先生のあまりにもチャーミングで紳士的なお姿やお心配りを目の当たりにし、出来るだけのものを学び取りたい、そんな毎日でした。忘れられない夏の日々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

19.~30. August 2016, Kusatsu



ビュルツブルク・モーツァルト音楽祭企画「モーツァルト・ラボア」にキンバリーと招待していただき、今年で80歳になった作曲家のアリベルト・ライマン氏に直接指導も受けながら、世界遺産にも登録されているビュルツブルク・レジデンツにて演奏しました。「モーツァルト・ラボア」は3日間にわたって行われ、音楽マネージメントやジャーナリスト、批評家、映画監督、現代作曲家、そして若い演奏家達がいろいろな講義や演奏会、映写会を通して意見交換・発展することを目的とし、非常に内容の濃い、有難い経験をさせていただきました。メンデルスゾーンの歌曲から、ハイネの詩によるものは8つと、途中で断念されているフラグメントが1曲あるのですが、ライマン氏が同じ詩で作曲した弦楽四重奏版と、メンデルスゾーンのオリジナルの作品をコンサートにて対比させ、また同一のコンセプトで、モーツァルトの歌曲と同じ詩に作曲されたピアニスト・作曲家のキット・アームストロング氏の作品の初演も行われました。演奏に関しても地元紙にて嬉しい批評をいただき、いろいろな課題が見えてくると同時に、これからもデュオとして続けていく大きな励みになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

11.-14.06.2016, Würzburg



ドイツとオーストリアの国境沿いにある美しい街、パッサウ。そこを拠点とするニーダーバイエルン州立劇場にてソリスト契約が決まったキンバリーと、合わせのために数日間滞在してきました。イン川、イルツ川、ライン川の三本の川が交わり自然が豊かな反面、洪水の問題も抱えています(2013年6月の大洪水では、場所によっては建物の一階部分が完全に浸水するほどだったそうです)。また、街並みは17世紀の大火事後にイタリア人建築家によって再建されたそうで、ドイツのベネチアと呼ばれるほど本当に可愛らしく美しい、カラフルでこじんまりとした街でした。有名な、世界で一番大きい教会オルガンの迫力も堪能でき、またちょうど行われていたビールフェストの雰囲気も味わえ、バイエルン州の豊かさを感じた旅でした。

 

 

 

 



昨年に続き、鹿児島放送大学の祝賀イベントにて母・ゴウ洋子(ソプラノ)と演奏させていただきました。言葉の意味・感情がまっすぐ音になる母の歌声。そのパワーには娘の私もいつも驚かされるのです。昔から遊びで伴奏をしたり、歌を教わってみたり、そしてよく喧嘩になったり(笑)。でもなかなか舞台で一緒に演奏することのなかった母と、このように共演できる機会があること、とても嬉しく思います。まだまだ二人でもいろいろ挑戦してみたいなと、夢を描きながら

 

 

29.03.2016, Kagoshima



キンバリーとの公演ツアー最後は例年招待していただいているイタリア・トリノにてのシューベルティアーデ。シューベルトの歌曲全曲演奏プロジェクトで、だんだん選べる曲のリストが短くなってくるとプログラミングがとても難しいのですが、毎年必ず「お気に入りの曲」が見つかる宝探しのような企画なのです。今回の私たちのお気に入りは「アリンデ」。詩の解釈が私とキンバリーで全く違っていたところから始まり(これはよくある事ですが、、)最終的には何ともゾクッとする、明確な答えのない特別な一曲になりました。シューベルトはラテンが苦手だったそうなのですが、ふざけて書いたのであろう「子供時代」なども彼の性格を知る上でも面白い作品です。イタリアでドイツ歌曲、それもシューベルトだけのコンサートですので、曲間に詩のイタリア語朗読を入れたり、舞台背景や照明にテーマをもたせて演出したり、いろいろな工夫がなされています。今回のテーマは何とグラフィーティ、二人とも初めてジーンズ姿で舞台に立ちました(笑)

終演後はいつもまた来年、と言っていただけるので本当にありがたいです。次はどんな曲たちに出会えるのでしょう....!

 

 

 

 

 

12.03.2016, Turin Italy



ベルリンにて数回、リート・デュオ・リサイタルを演奏。老人ホームやダンススクール、そしてハウスコンサートなど、全てお客さんとの距離が近いこじんまりした会場でした。歌曲とはもともとこの様な距離感を想定して作られた芸術だなと、改めて思います。

ヨーロッパではよく、本当に様々な楽器に出会います。今回も1920年代製のブリュートナー、1960年同じくブリュートナー製フルコン、そしてザイラー製フルコンとそれぞれ全く違った楽器と出会いました。そういうなかで、たまに楽器に助けられて想像していなかった発想が湧くことがあります。自由でとらわれない音楽表現が頭のなかにあることが大切だなと、改めて思うのです。連日の本番を通してたくさんの学びを得たこと、忘れずにいたいです。

 

 

25~28.02.2016, Berlin



南ドイツ、ロマンチック街道の小さな街ディンケルズビュールにて、キンバリーとのデュオ・リサイタル。リート、アリアにピアノソロもちょこっと混ぜた盛りだくさんなプログラム、地元紙にも好評をいただくことが出来ました。町中が石畳、そして家々の可愛らしい色使いに全て手書きの看板。景観を保つためにかなり規制がされているらしいです。歴史的で可愛らしい街並みがドイツ・リートの詩の世界にぴったりで、たくさんのインスピレーションをもらいました!ディンケルズビュールは小さいのに劇場やホール、そして数々の教会があり、またレベルの高い音楽学校もあるなど、音楽が盛んな街らしいです。またいつか是非、訪れてみたい街です!

 

 

 

21.02.2016, Dinkelsbuehl

 



ベルリン芸術大学コンツェルト・ザールでの最後のリサイタル試験、そしてベルリン・フランス大聖堂でのリサイタルにて、ショパンのノクターンとスケルツォを演奏しました。2006年にベルリンに留学してからいつの間にかもう10年も経つのかと、少しノスタルジックな気分になりながら、国家演奏家過程を終了し一つの大きな節目となりました。2006年初めてのベルリンの冬はとてつもなく寒く、朝外が真っ暗ななか大学に向かいながら、とんでもないところに来てしまったなと思ったものです。最近は冬もそれほど寒くなく、最低でもマイナス10℃前後。それでもあの暗さは相変わらずで、そんなベルリンの冬を最後に味わえたのも良かったのかな。今後は東京に拠点を移して新しい生活となりますが、常に好奇心と勇気を忘れずに、いろいろなことに挑戦していきたいと思います。

February 2016, Berlin



東京、モーツァルト・サロン赤羽にて、ヴァイオリニストの中川直子さんとデュオ・リサイタルがありました。新しいスタインウェイの入った雰囲気ある会場で、最高のサポートをして下さったあたたかいスタッフの方々に囲まれて、集中して大好きな作品達を演奏できたこと、幸せでした。中川さんはヴァイオリニストであり、先生でもあり、そしてママでもあり、心から憧れる素敵な先輩です。リハーサルや本番を通して、色々な面でたくさん勉強させていただきました。また、中学時代の同級生などがサプライズで聴きに来てくれるなど嬉しい出会いもあり、想い出深い一日となりました。いろいろなご縁に感謝しながら地道に続けていきたいと思います、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

15. July 2015, Tokyo


ゴウ芽里沙

ベルリン旧国立美術館で新しく夏の間のみ開催されている、印象派と表現主義を対比させた展示会 ImEx (Impressionismus x Expressionismus)  にて、テーマに合わせたフランス歌曲とドイツ歌曲による歌曲リサイタルがありました。前半にドビュッシー、デュパルク、カプレの作品、そして後半にはシェーンベルクの "架空庭園の書" という大変内容の濃いプログラムを、フランス人歌手 Amélie Saadia と、ドイツ人歌手 Kimberley Boettger-Soller と共演しました。展示会では印象派と表現主義それぞれから素晴らしいコレクションを交互に並べてあり、美術品に囲まれて美しい詩と音楽の融合する瞬間、本番前からとても楽しみにしていたのですが、あまりにもあっと言う間に過ぎ去ってしまいました!カプレの歌曲は大変ストーリー性の強いモダンな作品で、初めて演奏したのですが嬉しい発見となり、シェーンベルクの傑作 "架空庭園の書" も初めての全曲演奏となり、とても特別な経験をさせていただきました。

3.June 2015, Berlin


ゴウ芽里沙

ベルリンのミッテにあるフランス大聖堂にて、昨年の秋に続きまた、オール・ショパン・プログラムでのソロリサイタルがありました。今回はワルツ、エチュード、ノクターン、スケルツォなどの中から、いろいろな小品をまぜた聴きやすいプログラムで、会場いっぱいのお客様に喜んでいただくことが出来ました。教会は響きが多く普段と違った神経を使いますが、6月にもまたこちらの会場でリサイタルがあるので、イメージを失わずに日々準備していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 23.May 2015, Berlin


イギリス、サリー州のサロンにて弟のゴウ理紀也(ヴァイオリン)とデュオ・リサイタルがありました。イギリス留学時代の寮生学校、メニューイン音楽院の向かいにある音楽愛好家サロンで、10年前に私の人生初のソロリサイタルをさせていただいた会場でもあります。懐かしい出会いもあり、想い出深い演奏旅行となりました。90歳前後のご夫婦なのに、まだまだ精力的にサロン・コンサートや講習会の企画をされていて、その豊かな生活にはつくづくと憧れてしまいます。サロンでは演奏後に軽食とワインを楽しみながらお客様との交流の時間もあり、久しぶりにイギリスのあたたかいお客樣方に囲まれ、あっと言う間のひとときでした。

25.April 2015, Surrey England


第9回「フランツ・シューベルトと現代音楽国際コンクール」の歌曲デュオ部門にて、メゾソプラノ歌手キンバリー・ボットガー=ゾラーと

第1位を受賞しました!

セミファイナルとファイナル、そして受賞者ガラ・コンサートの様子がYouTubeでご覧いただけます。

Lied-Duo Boettger-Soller & Gore wins 1st Prize at the International Competition "Franz Schubert und die Musik der Moderne" !

Listen to the Live-Streaming on YouTube. →

 

ゴウ芽里沙、キンバリー・ボットガー=ゾラー

photos taken by Johannes Gellner

 4. - 13. February 2015, Graz


ゴウ芽里沙

第39回鹿児島市春の新人賞記念リサイタルを鹿児島県民交流センターけんみんホールにて開催しました。曲目は前半にショパンのスケルツォ全曲、後半にコンチェルト第2番の室内楽版という、華やかなプログラムに挑戦。スケルツォ全4曲はショパンの一生涯に渡って期間をあけて作曲されているので、続けて弾く事でショパンの人生が凝縮して聴けるような気もします。私にとっても大切な節目に弾いてきた曲ばかりなので、大変思い出深いです。鹿児島を拠点に活躍されているカルテット・レディエンスの皆様に共演いただき、憧れていた協奏曲第2番が演奏出来たことも、この節目にまた一つ大切な思い出が増えました。当日はプログラムにあったペース作りや、エネルギー配分など、本番でしか得られない経験も出来、いろいろと反省する点も含めて、成長の糧になったのではないかと思います。開催に際していろいろな形で応援を頂きました皆様に、心より感謝申し上げます。                                     Kagoshima, 24.November.2014


ベルリン・フランス大聖堂にて、オール・ショパンのプログラムによるリサイタルを演奏しました。ベルリン・フランス大聖堂は、ベルリンの中心地にある美しい広場ジャンダルメンマルクトに面しています。冬にはクリスマス・マーケットによく訪れていたのですが、大聖堂に入るのは初めてでした。広い会場いっぱいのお客様にあたたかく聴いていただき、思いっきりショパンの世界に浸った2時間でした。

しかし、ピアノ・リサイタルと言う形式はやっぱり孤独で過酷なコンサート形式だなと、あらためて考えさせられもしました。90分の傑作を全て頭と身体にいれて、一人で何百人もに聴かせる。能力、体力、精神力、全てが極限まで試されます。だからこその魅力も勿論ありますが、個人的にはどうしてもいろいろな楽器が聴ける方が楽しいと思ってしまいます。

Berlin, 28.Sep.2014


violin x piano x DANCE! 鹿児島での4回公演、たくさんのお客様にいらして頂き無事に終了出来ました、ありがとうございました!

台風が直撃する予定だった最後2日も、幸運にも直前に逸れ、その様な心配の中でも満席の会場で開催することが出来、関わってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回は始めての組み合わせで、自作作品なども交えての試みだったので、直前までどうなるか楽しみにしていたのですが、お客様からもたくさんの嬉しいフィードバックを頂き、また3人で是非いろいろな事に挑戦していきたいなと思うところです。

また、大隅を拠点に精力的に活動なさっているダンサーのJOUさんや、鹿児島で芸術を爆発させ世界的に注目されているしょうぶ学園otto&orabuとの共演もあり、私達にとっても本当に刺激的な日々でした。このエネルギーを忘れずに、末長く発想豊かに芸術と付き合っていきたいと思います。

そして何より、かっこ良いダンサー智美ちゃんとヴァイオリンの理紀也(弟)と、準備から本番まで過ごした時間が本当に楽しかった!

今後とも3人をどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました!

Kagoshima 7~10.Aug.2014



追伸!

violin x piano x DANCE! ヴァイオリンのゴウ理紀也(弟)の所属する弦楽四重奏 Marmen Quartet が、英国シェフィールドの劇場が主催する弦楽四重奏団育成企画のオーディション "BRIDGE scheme" で見事優勝!! 3年間にわたって年間1万ポンドに及ぶ活動支援金や演奏会シリーズなどの助成が受けられる、素晴らしい機会。今後が楽しみです!

そしてダンサーの玉川智美さんは現在、鹿児島銀行のCMに出演中!いつ見てもうっとりしてしまう流石のフォルムの美しさです.......!


イタリア、トリノでのコンサートの様子がオンラインで聴ける様になりました。シューベルトの歌曲を全曲集めていくというプロジェクトで、そこに音楽だけでなく、朗読、写真、照明、衣装などいろいろな演出を加えることによって、客席との一体感を作り出しています。写真からインスピレーションを得ながらの演奏、いろいろなコンサートの形がありえるのだなと、たくさんの新しい刺激を受けたイタリア滞在でした。

Turin Italia, 22.Feb.2014


第39回鹿児島市春の新人賞表彰式にて、

絵画の小牟禮さん、彫刻の美坂さんと。

感謝の気持ちを忘れずに、今後も日々精進して参りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

24.Jan.2014


11.10.2013

Melissa wins the unanimous pianist-prize, and 2nd prize(no 1st given) with the singer Kimberley Boettger-Soller at the Paula-Salomon-Lindberg-Wettbewerb "Das Lied" in Berlin!

They will be performing at the winners-concert on 13.October at Konzertsaal, UdK Hardenbergstraße Berlin.

ベルリン芸術大学にて行われた「パウラ・サロモン・リンドベルグ歌曲コンクール」にて、デュオ・パートナーのキンバリーと最高位(2位)、そして満場一致にてピアニスト賞を受賞しました。

 

am Sonntag, dem 13.10.2013, um 20.00 Uhr im Konzertsaal der Universität der Künste Berlin, Hardenbergstr. 33, 10623 Berlin findet das Abschlusskonzert mit den Preisträgerinnen und Preisträgern des Paula-Salomon-Lindberg-Wettbewerbs "Das Lied", den die UdK vom 9. bis zum 13. Oktober veranstaltet. 
Seit 1989 findet der internationale Liedwettbewerb alle zwei Jahre im Oktober in der Universität der Künste Berlin statt.


第5回ドイツ・リート・アカデミーに参加して

ドイツでは、リートの指導は歌曲伴奏家であるピアニストの先生方が行います。この講習会では6人のピアニストの先生方がヨーロッパ中から集まり、1週間にわたり集中的にレッスンをしてくださいました。私とパートナーのキンバリーは5人の先生方にレッスンを申し込んでいたので、毎日3回程レッスンがあり、また最後に企画されていた2つの演奏会にも参加したため、めまぐるしく吸収するリート漬けの1週間でした。

最後のコンサートではシューベルト歌曲をハンマーフリューゲルで演奏する機会もあり、本当に代えがたい経験をさせて頂きました。

トロッシンゲンの街は黒の森を登った高地にあるので、空気はとてもすがすがしいところでしたが、これと言ってきれいな場所や見るものも無く、集中して勉強するには最適の場所かな。しかし、遠かったです。ベルリンからは片道9時間、日本にも帰れてしまいそうな旅行時間。それでももう一度参加したいと思うほど、かけがえの無い経験でした。

Trossingen, 2~8.9.2013


ゴウ芽里沙 エピナル国際ピアノコンクール

24.3.2013

 

Melissa wins 3rd Prize at the 24th International Epinal Piano Competition 2013!

第24回エピナル国際ピアノコンクール3位入賞

http://www.concours-international-piano-epinal.org/en/news.php

第24回エピナル国際ピアノコンクールにてジャック・メルシエ氏指揮、フランス国立ロレーヌ管弦楽団とのリハーサルとファイナルの様子。


Melissa Gore

ベルリンで素敵なハウスコンサートを企画して下さるお宅にて、昨年に続きリサイタルをさせていただきました。音楽愛好家のお客様が集まって、演奏終了後にはアペレティフの時間もあり、お話もとっても楽しかった!この様な近い距離での温かい雰囲気の、社交場を兼ねた演奏会、昔のサロンはきっとこんな感じだったのだろうな、と思いながらの演奏でした。  Berlin, Feb.2013


Melissa Gore
Kagoshima Symphony Orchestra

鹿児島交響楽団第79回定期演奏会にて、大好きなサンサーンスピアノコンチェルト第2番を共演させて頂きました。指揮の大山平一朗先生、楽団の皆様、そして応援して下さった皆様に支えられ、無事本番を終える事が出来ました。ありがとうございました。  Kagoshima, 11.11.2012


European Liedforum 2012
European Liedforum 2012

European Liedforum 2012 に参加させて頂き、リート伴奏法の講習や、古楽器での演奏など、たくさんの貴重な経験をさせて頂いたのですが、中でもベルリン市立図書館にてシューマン・シューベルト歌曲の自筆譜を目の前に見れたこと、神聖なひと時でした。。最後に閲覧が許されたのは数年前、なかなか本物を出してもらえないという、作曲家本人の手垢のついた楽譜が、時空を超えて目の前にあるという事が信じられませんでした。戦時中は色々なところへ避難して、他国に渡ってしまったり、失われてしまった他の作曲家のものもあったらしいです。大切に保管されてきた歴史も興味深かった。  Berlin, Sep.2012


Melissa Gore, Ricky Gore ゴウ芽里沙、ゴウ理紀也
Charity Concert 2012

被災遺児支援コンサートVol.2

マルヤガーデンズ様に会場を提供していただき、広々とした明るい空間の中で開催することができました。たくさんのお客様にご来場頂き、心より感謝致しております。集まりました14万4658円の募金は、あしなが東北レインボーハウス建設募金へ送金させて頂きました。

Kagoshima,7.7.2012


第57回マリアカナルス国際音楽コンクールを受けにいった際、結果は一次で落ちてしまったのですが、その後バルセロナ市内の音楽学校にて何回かマスタークラスとコンサートの機会をいただきました。そのうちの一つの学校で、偶然にも子供達が合唱で日本のうたを練習していると言うので、披露してくれることに。曲は「赤い花 白い花」、歌詩も日本語で暗譜しています。2011年の3月末、ちょうど震災の直後に聴いた子供達の歌う日本語に胸がいっぱいになり、歌、合唱、そして子供の声の持つ力に気付かされる思いでした。      Barcelona, March.2011